2018年4月30日月曜日

ラノベ感想 林トモアキ ヒマワリ:unUtopial World 6

林トモアキ先生最新作、ヒマワリの6巻を読んだので感想を。
士郎&アリス組との戦いを終え、因縁を清算したヒマワリ。過去を清算してなおゼネフを殺すために生きる彼女の前に新たな試練。
神殺しの巫女・キリングマシーンたる名護屋河睡蓮&シシル・ネロが遂に聖魔杯に参戦。神殺しの力を持つ二人になすすべもないヒマワリとミサキの前に、“当代最強の召喚師”川村ヒデオが現れる。
といった本作。
林トモアキ作品とは思えない水着満載&巨乳なヒロインのイラストで幕をあける本作ですが、中身はいつも通り。
あとがきにもある通り、今回はヒデオが主役のマスラヲ新作のような雰囲気。
大変面白かった。
以下、ネタバレ

2018年4月29日日曜日

漫画感想 恋は雨上がりのように 10巻 (最終巻)

「恋は雨上がりのように」の最終巻、10巻を読んだので感想を。
短いような気がしますが、10冊という切りの良い所で簡潔となりました。
とてもいい結末だったと思います。

店長と距離が縮まる一方で、陸上部の仲間たち・バイト先の友人との友情が深まると共に、自分の進んで来た道と本当にやりたいことを見つめ始めるあきら。
店長は、過去に置いてきた夢と向き合う決意をする。

置いてきた過去と、生きている今と、向き合いたい未来。
店長への恋心が暗くなったあきらの日々に光が差し、そのことで日々に向き合えるようになって、結果として本当に追いかけたいものの姿に気づく。
そうなればまあ、あの結末は当然だろう。
それに店長の考えとは違って、あきらはあの日傘を差して、店長がもう一度小説と向き合った姿を支えに再開できた道を、走り続けるのだろう。
あきらが本当に恋する相手は陸上で、だけど日傘なら雨を抜けても傍にある。
お互いが進むべき道に戻っても、その傍にはお互いへの想いがあるのだ。
ラブコメの結末として恋が降られたり実ったりをしないのに反発があるのかもしれないけれど、これは完璧に一つの恋の結末だろう。
店長があきらと同世代だった自分を夢に見ながら、彼女が自分に向ける思いのその先にある本当の願いをくみ取るシーンが儚くて、大人で、素晴らしかった。
こういう大人って、なかなか漫画で観れない。

大変素敵なラストだったと思います。
この筆者の次の作品を、楽しみにしています。
以上。

漫画感想 よつばと! 14巻

久しぶりのよつばと!
今回、大変良かった。
最近のよつばとに見られる、前回のおばあちゃんの話みたいな、無理くり子供っぽく・大人の好きそうな感じにして、なんか面白さがぶれちゃう感じが薄かった。
季節は冬が近づき、よつばも段々と大きく成長してきました。
ページをめくり、とーちゃんに乗っかる時のサイズ感が、明らかに成長開始という感じ。
言動も無知な生意気さからちょっとずつ成長していた。お姫様に憧れたり、幼いよつばを想定した大人たちとの会話にちょっとズレが出たり。
後は、あさぎの新髪型がすごく可愛い。
とーちゃんの妹も可愛い。
絵柄の変化が落ち着いて、演出と噛み合って、なんか一個完成した気がする。

大人たちに少し近づいて、東京に出かけて、車を手に入れて世界が広がって、というのがとても丁寧に描かれていて、凄く綺麗な一冊だった。
あとはギャグもけっこう切れていいのがあった。
ビスコとか。東京の電車ネタなんかは、当事者として笑ってしまうけど、これが行き過ぎるとtwitterなんかの「世の中の真理を子供や女子高生が言う」ネタになっちゃうんだけど、絵柄の可愛さのせいかそれほど嫌味にはならない。

なんかここ数冊で一番良かったし、絵柄も話も素晴らしかった。
今年は割と、この一冊でずっと漫画は満足できるかもしれない。

さて、次はいったいいつ出るのだろう。超・楽しみにしています。

以上