アニメ化が決定しているウィッチクラフトワークスの新刊を読んだので感想を。
火々里さんの胸と身長はどんどんでかくなっていく気がします。
今回で、前回から現れたミス・ウィークエンド(面倒なので以下、WE)との対決に決着が着きます。
WEの策に街の魔女たちがピンチに陥る中で、だんだん多華宮君の主人公度があがってきましたね。
ふわっとした絵柄の世界観にいきなり自爆上等カチコミ精神であらわれたWEでしたが、どうやら彼女が多華宮君を巡るこれまでの騒動の元凶だった様子。
かざねや姫も手玉にとり、自分の命もおとりに使う超危険な魔女でしたが、本人も言っているように、魔女としての力量的に最初から勝てる戦ではなかった感じ。
結局かざねが本気を出せば場は収められたようだし、メドゥーサも制御しきれず。クロノワールにはボロ負けですし。
多華宮君がかなり成長してきました。かっこいいシーンが増えた。
命を捨てて力をえる覚悟や、火々里さんを守るために的に立ち向かったり。
いい感じに主人公してましたね。わりと 火々里さんのキャラで間を保たせてるところが多かったので、これで多華宮君も主人公できますね。
相変わらず詳細に作者の中にある設定を作品内で細かく説明せずに、かっこいい一枚絵の連続でお話を作るのは、説明過多なのが好きな人には向かないながらも、雰囲気で漫画に惹かれるタイプの人にはたまらないの出はなかろうか。
さて、お話の中心であるところの、多華宮君と姫の関係。
そもそも多華宮君って何者なのか、とか、姫との過去に何があったのか、とか。あとエンバーミリオンってあいつなんやねん、とか。
じわじわとあかされて、なんとなく想像できる範囲になってきた感じ?
結局、最強の魔法使いである火々里さんは、多華宮君を守っていたけれど、そもそもその契約がなければ多華宮君はエンバーミリオンの莫大な力を使える、と。
守られてる多華宮君も最強ってことですかね。
一番かっこよかったのは、霞のピンチにあらわれたメデューサの登場シーンでしょうか。魔女たちの維持が見えるシーンはいいですね。
ここ最近かなりシリアスで、ケモミミたちのドタバタが恋しいですね。
と、思っていたら、次巻からまた日常回が帰ってくる様子。楽しみ。
以上。