2013年10月31日木曜日

三行感想文 『魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(上)』『妖狐×僕SS (10)』

 
オーフェン最終巻上巻。これで終わりと思うと寂しい。しかし分冊のせいか薄い。ドラマCDはそれほどよくなかった。高いかな。
色々いい感じの台詞もありつつ、これで終わるのか?と思わざるを得ない。それは2部の
終わりもそうだったけれど。
あとでしっかり感想を書こうと思う。
 
いぬぼくの最新刊。突然やたら暗い物語りになってから少し経って、皆が希望を見出しはじめた感じ。
カルタがかわいくて、渡狸が頑張った。それぞれのパートナーとの絆が光っていたのが好印象。のばら組の関係性が好き。
黒幕っぽいのが判明したけれど、さほど意外でもなく。もう一転くらいあるのか?
蜻蛉は死にすぎだな。

2013年10月30日水曜日

ラノベ感想 - 松智洋 『パパのいうことを聞きなさい! 14』 -

今月はオーフェンの限定版を買ったり色々発売が重なって、金欠もいいところなんですが、見事に出費が重なる用事があってどうにもこうにも。11月はろくな生活ができそうにない。
さて、至極どうでもいいことをわきに置いて、パパ聞きの最新刊を読んだので感想を。
話の展開的にネタバレを回避できないので、未読の方はご注意を。

前回倒れた祐太。やっと回復してもとの生活に戻り、幸せな風景が戻ってくると思いきや・・・
さて、両親を失った幼い三姉妹と姉を失った大学生の共同生活という重たい設定を背景に時に気楽に時に重たく、家族と恋愛を行き来していた本作ですが、今回はついに訪れた重たい喪失のお話でした。
表紙と帯の文言からわかるように、ついに忠犬・ジュウベエがその生涯を終えました。
もちろん、ジュウベエ登場から、誰もがわかっていた展開ですが。老犬を両親を失ったことが理解できていないひなにあてがう趣味の悪さは端からわかった上で進んできた話ですが、ここ数巻だんだんとジュウベエが弱っていくのが描写されていた分、彼の死は重くのしかかります。
頭から最後まで、おふざけがほとんどなく、ただジュウベエとの別れが描かれたのはシリーズとしては異色でしたが、その分、物語がしっかり前へ進んだことがわかってぐっときました。

愛犬の死に触れて、変化したのはひなだけでなく、これまで親を自称していたものの子供に過ぎなかった祐太は自分の無力さを自覚して一歩前へ。莱香もまた、自分の思いを抱えて一つ変わりました。長期作品&次が出せる前提で描かれる物語は、このあたり丁寧でいいですね。

ジュウベエの死に触れて、ついに両親が亡くなったことに気付いたひなは、本当に聡明で、だからこそ彼女が悲しい。
佐古先輩が役に立ったのはよかった。彼、ただの変質者として扱われすぎていましたからね。
ラストの見開き絵は、なんとも今後の展開を予見させていて、胸にくるものがあります。
さてさて、サーシャとの同居話に祐太の成人と、問題は山積み、どうなるのでしょうか?
次も楽しみです。

2013年10月26日土曜日

漫画感想 - 水無月すう 『そらのおとしもの 18』 -


そらのおとしものの最新刊18巻を読みましたので感想を。
来年映画がやるようで。内容がどうなるか気になるところ。続きをやるんでしょうか?
ギャグとシリアスのふり幅から両方がくっつきはじめてきな臭くなってきた前巻。
案の定というかなんというか、かなり重い展開になってきました。
風音の前に現れたカオス、自分の感情が理解できず、何もわからずに暴走するカオスは果たしてどうするのか? ということろからの続き。
わたしの救世主さまといいJUDASといい、この作者は世界の滅亡が好きですね。
今回はほとんどギャグもなく、終始シリアスで進行し、ついには物語の根幹にかかわる重大な展開を迎えてしまいます。
純真無垢でありながら凶悪な力を与えられ、周囲に振り回される過酷な運命に置かれたカオスの悲劇がさらなる悲劇を生み、最悪の結末へと進んでいきます。
それはこれまでのほかのエンジェロイドの悲劇のように、智樹の優しさで救われるはずのモノでしたが、他のヒロインたちと違い、カオスが何も知らない子供であるために悲劇を回避できませんでした。
以下ネタバレだらけなので、未読のかたは気を付けてください。

2013年10月17日木曜日

漫画感想 - ヤスダスズヒト 『夜桜四重奏 14』 -


夜桜四重奏の最新刊を読んだので感想を。
アニメが放送中ですが、評判はどうなんでしょう。録画はしているものの、まだ見れていません。キャラデザがずいぶん原作とは違う個性で気になるところ。
鬼の桃華を狙った伊予紫や妖刀つかいの入鹿の問題を解決した前回、今回は前半は水着回、後半は七郷の信実に迫る謎が現れ、さらには円神が事を起こす期日が明かされたりと話の転機になる一冊でした。

相変わらず絵がいいですね。前半の水着回、女性キャラがほぼ水着になって出てきますが、すごくいい。
秋名に、こっそり買った水着をほめられてデレるヒメが可愛いですね。
でもって、外からやってきた狐の神様、巴の介入によって七郷をめぐる物語も少しだけ前へ進みます。
膨大なデータを観測できるからこそ、正確な未来を導き出すことができてしまう神様が七郷をめぐる戦いには多くかかわろうとしないのにはなにか理由があるのでしょうか?
巴によって知らされた円神が動き出す日、そこへ向けて加速する中で、秋名には重たい枷がはめられてしまいます。
アオのこともあり、秋名はどうなるのでしょうか?
さらには七郷に隠された過去の因縁の正体を追うヒントが明かされました。当時の比泉宗家が何をしたのか? 悪者っぽいですが、果たしてどうか。こういうのは二転三転してこそですからね。
巴や雄飛の言う、本当の悪とはなんなのか?
そして最後に現れた、アオに突きつけられる事実。果たして、どんな悲劇がまっていることやら。
彼らなら幸せな結末を起こしてくれると信じていますが。
シリアスとは別に、桃華と紫の関係もなかなか気になるところ。

相変わらず女の子はかわいいし、一冊で一つの区切りをつけてくれるので読んでいて楽しいところ。次も楽しみです。
以上。

2013年10月15日火曜日

漫画感想 - 行徒・河田雄志 『ドン・キホーテ1 憂い顔の騎士 その愛』

作画・行徒 原作・河田雄志のドン・キホーテを読んだので感想を。
先月発売されていたそうですが、見つからずに最近ようやくでかい本屋で見つけました。
学園革命伝ミツルギでカルトな人気を得て、さらに最近では北斗の拳のハート様の外伝や聖帝サウザーのパロディギャグ漫画で話題を得て、もぎたてアイドル人間で特に話題にならなかった黄金コンビの新作です。
タイトルの通り、原作はセルバンテスのドン・キホーテ。ラ・マンチャの男です。聖書レベルで発行されている伝説的な小説を原作にして、すわ一時流行った世界の名作のコミカライズかと思いきや、やはりこの二人が描く漫画、ただそれを下敷きにしただけのギャグマンガ。
文学性も教訓も時代性も全部捨てています。原作の看板がただのギャグの一つになっている。
元々原作が時代錯誤の騎士がロバとおっさんと一緒に風車と闘ったりする奇妙な話。もちろん寓意があるわけですが。ギャグにしようと思えば下地はあるわけですね。

内容はドン・キホーテこと田舎貴族のアロンソ・キハーノが美少年の従者サンチョと旅をするモノ。
もちろんこの二人が描くキャラですから、まともな人間であるはずがない。
アロンソはミツルギの中二階堂がそのまま大人になったような、人見知りの癖に寂しがりやででかいことは言うが情けない、夢ばかり見ているバカな中年です。
サンチョはこれまたミツルギの会計ポジション。性格もよく器用なのに運がない。
アロンソはいい年して友人もなく、騎士に憧れる困った大人。
モンスターを倒してお姫様に認めてもらい騎士になる予定で旅に出るも、人に話しかけるのもダメな人見知りで、ガラスのハートは一人旅には耐えられない。
仕様がないのでサンチョがついていったら、行く先々で問題を起こしてしまう。しかし根はいい人なのでなんとかなったりサンチョも見捨てきれなかったり。
一番笑ったのは『私は人見知りで一人だが、かといって一人が好きなわけじゃない』と『次に私を見捨てたらダイイングメッセージにお前の名前を残してすごい死に方する』ですかね。

とにかくひたすらバカで笑えます。
作者が自分で書いていましたが、これまでの作品に比べてギャグが減り、代わりにストーリーが全くなかった状態からストーリーがあるようなないような状態に変化。
一応原作もあるので、物語として進んでいくのかな?

とにかく力を抜いて笑いたい、文字の多いギャグ漫画が嫌いじゃない人におすすめの一冊。
面白いですよ。
以上。

2013年10月9日水曜日

小説感想 - 河野裕 『つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない』

 サクラダリセット、ベイビー・グッドモーニングの作者河野裕先生の新作、つれづれ、北野坂探偵舎を読みましたので感想を。
これまで作品を発表していた角川スニーカーから角川文庫へ変えての出版。
まあ、メディアワークス文庫を例に出すまでもなく、ラノベ作家がキャラの年齢が変った程度の作風の変化でラノベレーベル外から本を出すのはよくあることです。
さて作品は、神戸北野坂にあると喫茶店『徒然珈琲』のオーナーで元編集者の佐々波と、徒然珈琲で執筆する作家の雨坂の二人が、持ち込まれた事件を解決する謎解きもの。
カフェものってのも最近流行りましたし、ライトなミステリものも流行してますね。
謎解きといっても殺人が起こるわけではなく、彼らが解決するのは、幽霊にまつわる事件。
この巻では、小学校の頃読んだタイトルのわからない本を探してほしいと依頼した女子高生・小暮井ユキの依頼をきっかけに、彼女がかつて小学生のとき短い時間を共に過ごし幼くして亡くなった友人の幽霊の物語へと発展していきます。